昔、覚えたページを食べていくという記憶法があったけど食べなくてよかった30年愛用しているフランス料理仏和辞典これほど食欲を掻き立てられる辞書があっただろうか写真がないのも想像力が増しまだ見ぬ料理への妄想が広がるにんにくやじゃがいもを皮ごと鍋に入れることをフ ...
カテゴリ: フランス料理の歴史
大事なパンを分かち合うCUZINのパンシリーズ
はじめてフランスに行った時に買った バゲット型のパンナイフ 酔っ払ってサムライの真似をする人もいれば ツボを押す人 マイク代わりに使う人 賑やかなゲストたちはそれぞれの 使い道で楽しんでくれる その後、クロワッサン型のバターナイフと 食パン型のカッティングボー ...
柔らかな土のようなバラの器
surtout de table10数年前、一目惚れして迎えた田中恒子さんの薔薇の器毎年バラの時期にテーブルに上がるしなやかに重なり合う花びらは柔らかな土のままかと思うくらい入れ子の小鉢になっていて中心には塩か胡椒中世ヨーロッパ のテーブルにはsurtout シュルトゥと呼ばれるセ ...
メレンゲ菓子みたいなマッシュルーム
こちらはchampignon tournéシャンピニオントゥルネステーキや赤ワイン煮ローストチキンなどに添える飾り切りをしたマッシュルームつるんと撫でるように優しくナイフを入れていきますきのこは水で洗うと香りも流れてしまうのでブラシで汚れを払ってこちらはスウェーデンのIri ...
極寒ロシアのサービススタイル・ゲリドン
Guéridonゲリドン 一昔前のホテルにはゲリドンサービスと言うのがあって 客前で円形のサイドテーブル(ゲリドン)で切り分けたり盛り付けを仕上げる古典的なロシア式サービス。 17世紀までのフランス貴族は料理は権力の象徴だったため10数品を一斉に並べる豪華絢爛な食卓で ...