そろそろこんな感じのが食べたくなってきた。
赤ワインに漬け込んだ塊のお肉を厚手のお鍋でコトコト煮る。
ざっくりいえばそうだが、この料理の一番のポイントは香味野菜を濾して赤ワインを煮詰めて最後に加えること。
ただ赤ワインで煮込むだけだと、赤ワインは茶色く濁っていっそのことデミグラスを入れてしまいたくなるけど
ミルポワ(香味野菜)を濾した煮汁に1/6ぐらいに煮詰めた赤ワインを仕上げに加える。
するとお鍋のなかはたちまち鮮やかなワインレッドを取り戻し、牛肉はまるでビロードの舞台衣装をまとったようないでたち。
野菜と煮込んだ具沢山の煮込みとは違うのよ、というお料理に変わる。
⚫︎ポイント
赤ワインが煮詰まって、最後とろみを帯びてきたら目を離さず煮詰め過ぎないように気をつけてください。
200mlあったはずの赤ワインがあっという間に小さじ1杯ぐらいになって
「え?えっ?。えーーー⁉・・・・・」と放心状態になります。
ブフ・ブルギニョン
⚫︎材料 4人分
牛バラ肉ブロック 500g
ミルポワ(香味野菜の角切り)
・玉ねぎ 1/2個
・にんじん 1/2本
・セロリ 1/2本
にんにく 1かけ
トマトの水煮 180g
トマトの水煮 180g
フォンドヴォー 200ml
赤ワイン 200ml
ローリエ 2枚
バター、オイル 適量
仕上げ用赤ワイン 200ml位
⚫︎下準備
玉ねぎ、にんじん、セロリは1cm位の角切りにする。(ミルポワ)
牛肉をタッパーやジップロックなどに入れ、ミルポワ、ローリエとともに一晩赤ワインでマリネしておく。
⚫︎作り方
1 牛肉とミルポワを鍋にざるで漉し、マリネ液と具を分ける。
牛肉はキッチンペーパーで水気を拭き取る。
鍋に濾して入れたマリネ液を沸騰させて灰汁をとり除く。
牛肉はキッチンペーパーで水気を拭き取る。
鍋に濾して入れたマリネ液を沸騰させて灰汁をとり除く。
2 牛肉に塩こしょうをしてよくもみ込む。
フライパンにバターとオイルを熱して、表面に焼き色をつけバットに取り出す。
同じフライパンでミルポワを炒める。
フライパンにバターとオイルを熱して、表面に焼き色をつけバットに取り出す。
同じフライパンでミルポワを炒める。
3 1の鍋に牛肉とミルポワを加え、トマトの水煮を入れ強火にかける。
フォンドヴォーを加えて灰汁を取りながら3時間煮込む(圧力鍋は30分)。
4 煮込んでいる間に仕上げ用の赤ワインを30mlぐらいに煮詰める。
5 3が柔らかくなったら牛肉を取り出しざるで漉し、煮汁に煮詰めた赤ワインと牛肉を戻し温めたら器に盛り付ける。
付け合わせはにんじんのグラッセやインゲン、マッシュルーム、ポテトなどお好みで添えてください。
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