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食材の組み合わせを決める時のルール
同じ産地のもの
同じ季節のもの
同じ色味のもの 

ムクムクとしたたけのこやうるい、こごみ、タラの芽が店頭に出始めたらこれ。
そしてシェーブルチーズ。
春先の青々とした草を食べ、出産を迎える山羊の乳からつくられたシェーブルチーズは
フランスでは春の代名詞。

春の訪れを喜ぶ気持ちは、料理にも表れる。
フランスではピサンリ(たんぽぽの葉)のサラダにシェーブルを合わせたりするけど
日本にもおいしい山菜がいっぱい。

歯ごたえよく茹でたたけのこをスライスして、シェーブルチーズを乗せてオーブンへ。
隠し味には程よい塩気のアンチョビマヨネーズ。
サクッと焼けたらほんのり苦味のうるいとふわっと軽やかなにんじん葉のスプラウトをトッピング。
ピザ生地でもなくタルト生地でもなく、そして手抜きでもなく堂々と春巻きを重ねる。
ここには薄くて軽いサクサク感に最低限の強さを持ち合わせた春巻きが何よりも適している。

日本の風物詩たけのこにフランスの春の訪れシェーブル。
食材合わせのルールは間違っていないとうなずける旨さ!


たけのことシェーブルの春巻きピザ

●材料
たけのこ 1/2本
シェーブルチーズ 100g
春巻きの皮 6枚
トッピング用葉野菜 適量
アンチョビマヨネーズ 適量
塩こしょう 適量
山椒オイル 適量

●下準備
筍は皮ごと穂先を5cm位斜めに切り落とし、根元に切り込みをいれる。
鍋にひたひたの水とぬか、鷹の爪を入れ落とし蓋をして1時間ほど茹でる。
柔らかくなったらそのまま自然に冷ます。

●作り方
1 筍は歯ごたえが残る程度に縦に薄くスライスする。

2 春巻きの皮は2等分して3枚ふわっと重ね、表面にアンチョビマヨネーズを塗る。

3 水気を拭いた筍を乗せて塩こしょうをし、その上にシェーブルチーズを乗せて220℃のオーブンで8分焼く。

4 葉野菜をトッピングし、お好みで山椒オイルをかける。