カマンベール。おそらく初めて食べたフランス産ナチュラルチーズだと思う。
30年ほど前、ホテルに勤めていた頃レストランにはたしかカマンベールとロックフォールを置いていて、Camenbertという綴りを正しく読めなかったりしてカーマンベアーとかカメンベルトとかふざけて好き好きに呼んでいた。
当時のレストランバーではりんごのスライスと一緒に出されていて、乗せて食べるのが一番おしゃれな食べ方。
それが今ではどこのスーパーでも何種類か見飽きるほどあるのでいつしか買わなくなったけど、初心に戻って買ってみた。
そして丸ごとフライに。
切り分けてから揚げたひと口サイズのはよく見かけるけれど、揚げている途中で中身が流れ出すので家では丸ごと揚げる方が簡単。
チーズが日常的に食べられるようになった今でも、切り分けたときのとろりと出てくる風景は素直に心が躍る。
イタリア人が日本のマカロニサラダを見て「アリエネーゼ…」と呆れ果ていたという話を聞いたことがあるけど
フランス人はこうやって食べるのかなぁ。。。
●作り方
通常のフライと同じ要領で小麦粉→溶き卵→パン粉(細目がおすすめ)をまぶしてこんがり揚げる。
生ハムや葉野菜を添えて、ワインを開けて召し上がれ~♪
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