ほんのりワイン色に染まったパスタ。
ウブリアーコはイタリア語で酔っ払いという意味らしい。
確か「おぼれたタコ」っていうイタリア料理があったけど
イタリア人っておぼれたり、酔っぱらったり
歌ったり踊ったりほんとに陽気な人種だ。
フランス料理は貴族の名がついていたり
ミルフィーユとかプランタニエとか、、、どこか詩的だけど。
ワインにおぼれたパスタにラグーをたっぷりかけた、この酔っ払いパスタ。
ブロックのパルミジャーノがあればかじるなり、おろしてパスタに絡めるなり。
でもこのパスタでは酔わないので、赤ワインは必須。


フェットチーネ　ウブリアーコ

●材料

フェットチーネ（またはお好みのパスタ）＠50～80g×４人分

赤ワイン　200～300cc

仕上げ用オリーブオイル　適量

（パスタのゆで汁）

パルミジャーノ　適量

＜ラグーソース＞

牛肉切り落とし　200g

玉ねぎ　1個

赤ワイン　200cc

トマト缶（ホール）　1缶

ケチャップ　大２

砂糖　小１

フォンドヴォー　200cc

ガーリックオイル　適量

鷹の爪　1本

塩、黒こしょう、ナツメグ　適量

●下準備

にんにくと玉ねぎは薄くスライス、牛肉はざく切りにする。

●作り方

１　ラグーソースを作る。

　　フライパンにガーリックオイルと鷹の爪を熱して玉ねぎを飴色になるまで炒める。

　　牛肉と砂糖を加え、牛肉の色が変わったら赤ワインとフォンドヴォーを注ぎ灰汁を取りながらしばらく煮込む。

　　アルコールが飛んだら、ケチャップ、トマト缶を入れてトマトを潰しながら程よい水分量になるまで煮込む。

　　塩、黒こしょう、ナツメグで味を調える。

２　鍋にお湯を沸騰させて、塩を入れてパスタを4分茹でる。

　　茹でている間に別の鍋で赤ワインを沸騰させアルコールを飛ばす。

　　茹でたパスタを赤ワインの中に入れて程よい茹で加減になるまで煮る。
　　煮詰まりそうになったらパスタのゆで汁を注ぐ。

　　仕上げにオリーブオイルを適量回しかける。

３　器にパスタを盛り、ラグーソースをかける。

　　お好みでパルミジャーノをかける。