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とうもろこしってこんなにもふわりと余韻が残る味わい!と気付かされたひと品。
ゴールドラッシュが生産者様から送られてきた。
皮ごと蒸し器にかけてガジガジとワイルドに堪能したあとは定番のかき揚げ。
そしてたまにはひんやりグラス仕立て。
ザクザク感を味わうとうもろこしとは対照的に、ゆっくりと火を通したたまねぎの甘さを重ねてなめらかに裏ごしする。
ひとさじずつ、体温でとろけていく喉ごしと鼻に抜ける香り。
この、あとから口中に立つ香りを「レトロネーザル」と言い
ワインのテイスティングでは馴染み深い。
これは人間だけが持ち合わせている嗅覚機能なのだとか。

確かにうちの猫たち、ちゅ~るのときもカリカリのときも同じように大喜びでがっついている。
そんなの悠長に楽しんでたら、横取りされるか天敵にやられるからね。。。


とうもろこしのジュレ

●材料
とうもろこし 2本
たまねぎ 1/2個
コンソメ 400ml
塩こしょう 少々
ゼラチン 5g
牛乳 100ml
バター 適量
飾り用ハーブ(セルフィーユやシブレットなど)
下準備
ゼラチンは水でふやかしておく。
たまねぎは繊維に垂直にスライスし、とうもろこしは芯からはずす。

●作り方
1 鍋にバターを溶かしてたまねぎを弱火でしんなりするまで炒め、とうもろこしを加えてさらに炒める。
2 コンソメと牛乳を加えて温まったら火からおろし、ゼラチンを加えミキサーにかける。塩こしょうで味を調える。
3 濾し器で濾し氷水にあてて濃度がついてきたら器に注いで冷蔵庫で冷やす。