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大人になってから好きになった食べ物のひとつ。
子供の頃、大鍋の中でブクブクとぬかまみれになって
あく抜きされている姿がどうにも好きになれなかったのと
お決まりのようにお醤油味で煮て鰹節がかかったのは
どうしてもテンションが上がるおかずではなかった。
あれから数十年、ふとたけのこに歩み寄ってみようと思い立つ。
アンチョビとチーズを合わせたらいけるかも!
香ばしく焼いたたけのこのジャキジャキとした歯ごたえ
旨じょっぱいアンチョビ
仕上げに削った芳醇なチーズ
生きているうちに思いついてよかったと心底思うレシピ。
余生でたけのこを取り戻そうと思う。

たけのこのソテー アンチョビー風味
●材料
たけのこ 小2本
アンチョビソース 大1
オリーブオイル 適量

米ぬか、鷹の爪
ペコリーノやパルミジャーノ 50g
ルッコラ(あればセルバチコ) 適量
(塩)、黒こしょう 適量

●下準備
たけのこは皮ごと穂先を5cm位斜めに切り落とし、根元に切り込みをいれる。
鍋にひたひたの水とぬか、鷹の爪を入れ落とし蓋をして1時間ほど茹でる。
柔らかくなったらそのまま自然に冷ます。

●作り方
1 たけのこ皮を剥き、縦4等分に切る。
  フライパンにオリーブオイルを熱し切り口にこんがり焼き色がつくまで焼く。
2 アンチョビソースを絡めてすぐに火から下ろす。
3 ルッコラ(セルバチコ)と削ったチーズを散らし、(塩)黒こしょうをふる。
  ※アンチョビソースとチーズの塩分があるので塩は控えめに。

●ポイント
ガツンとパワーのあるたけのこには風味が強く、緑の濃いセルバチコが合います。