oignon
昔、母が「玉ねぎはゆっくり炒めると甘く、急いで炒めると辛くなる」
と言っていたのを思い出す。
以前は包丁で千切りにし中華鍋と木べらで炒めていたけれど
最近はフードプロセッサーで一瞬にしてみじん切りに
そしてSTAUBに詰め込んで数回かき混ぜながら蓋をして加熱すると
6個分ぐらいの玉ねぎならあれこれ雑用を済ませているうちに飴色になっている。
飴色玉ねぎは時間のあるときに大量に作って
小分けして冷凍しておくのがオススメ。
時間のない時のカレー作りや
アンチョビーといっしょにパイ生地に乗せて焼くと
南仏のピサラディエールが手軽に出来上がる。
とろとろの飴色玉ねぎをコンソメスープに入れてしばらく煮込み、
器に注いでスライスしたバゲットとチーズを浮かべてオーブンへ。
洗い物が大変だけれどライオンポットの淵にこんがりチーズが
こびりついているのがお決まり。
これをスプーンの先でこそげながらスープの中に落としているうちに
ちょうどよい熱さになっている。
いつも脇役の玉ねぎが立派な主役になるお料理。
鉛色のパリの空の下
吐く息が白くなるぐらい寒い日
背中を丸めながら食べたい。