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中学生の頃、クリスマスプレゼントに小さなオーブンを買ってもらってから
頻繁に作るようになったお菓子がシュークリーム。
高温で焼いていくと8分ぐらいたったころに
ブホッと咳をするように膨らむのが何回みてもおかしい。
形や詰め物でバリエーションができるので今でもよく作るお菓子の一つだが
お酒を飲めるようになってからはグジェールがパーティーの前座として大活躍している。
デザートにシュークリームを作るときに、ちょっと生地を残してエメンタールや
グリュイエールをおろし入れ、ぽつん、ぽつんと小さめに絞る。
そして粗塩と黒こしょうをちょっとずつ乗せて焼くとサクサクのおつまみプチシュー。
一度にデザートとアペリティフが出来上がるから得した気分。
ブルゴーニュ地方のお料理でワインのテイスティングのときにも添えられる。
持ち寄りパーティーなら同郷のスパークリング
Cremant de Bourgogne を一緒に。。
ブルゴーニュのシャブリ地区では5月にグジェール祭りがあるらしい!

グジェール
●材料 約30個分
水 100㏄
バター 40g
薄力粉 50g
卵 1個半~2個
おろしチーズ 50g
(グリュイエールやエメンタールなど)
黒こしょう 少々

●下準備
薄力粉はふるっておく。
バターは室温に戻しておく。

●作り方
1 鍋に水、バターを入れて中火にかけ、煮立ったら薄力粉を加え、
  ダマができないように木べらで手早く混ぜる。
2 2分ほど火にかけて、薄力粉に火が通ったら火からおろし鍋を濡れぶきんに乗せる。
3 溶き卵を2~3回にわけて2に加える。(卵が焼けて固まらないように注意)
4 チーズを加え、絞り出し袋に入れて絞り黒こしょうを挽く。
5 表面に霧を吹いて200度のオーブンで約8分、ふくらんだら170度に落して約10分焼く。